伊那街道


お宮の横に国道?

 東海道を小坂井で分かれて豊川稲荷、砥鹿神社そして奥三河、信州へと続く伊那街道=現国道151号線は明治9年までは篠束神社の脇を通っておりました。


 現在の国道151号(伊那街道)は国道1号(東海道)をマクドナルドの交差点から分かれて奥三河へと進んで行きますが、往古は東海道を菟足神社北側でを分岐して龍徳院、医王寺の前を通過して篠束神社の東側を通過した後に東進して山本逸夫商店の北側を通って下長山に入り豊川稲荷、砥鹿神社、鳳来寺へと続く信仰の道でもありました。また乱世が続き自然も厳しい時代、多くの人々が神様に道中の安全を祈り覚悟を決めて険しい伊那路に入って行ったことでしょう。

 

 左の写真は東海道と伊那街道の分岐点。ここの住所は『小坂井町樫王1-1』です。

 右の写真の石碑には、『五社稲荷神社道』と彫られています。